2010年2月20日土曜日

新ケース、物理スイッチの実装などについて

今日は天気がよくてとても暖かい一日でした。
自分はまだ平気ですが、花粉症の方にはツライ季節のようですね。
電子タバコは一種の吸入器ですので、メンソールリキッドなどで
花粉症の症状が、少しでも緩和されるようだといいんですが...

さて、今回は前回紹介した電池を使用した、新ケースMODについてです。


今回使用するのはこの2種類。
左の緑色が15270(3V)、
右の青色が15266(3.7V)です。
どちらもプロテクト無しなので、
くれぐれも取り扱いにはご注意ください。









14500電池との比較です。
14500電池よりやや太いのが
お判りいただけるかと思います。
また2個重ねると、14500電池より
5mmほど長くなります。
この大きさの違いから、これまで使用した
単三電池ケースには収まりませんw
そこで...








ひと回り大きい「006P(9V)」用 の
電池ケースを使用することにしました。
写真左が単三×2本の電池ケース、
右が006P用の蓋付き電池ケースです。






内部はこんな感じ。
端子類は全て取り外して使用します。











さて、実際のMOD作成に進む前に、
今回導入した物理スイッチについてです。
電圧が高くなるのと市販のスイッチは
コストがかかるので、少しでも
安くあげると共に、メカニカルな構造を
ギミック的に使って遊んでみました。
キーパーツは東急ハンズで偶然見つけた、
写真の組ねじです。
10mmのもの以外もありますので、
適当な長さのものを選んで使用してください。



使用するパーツは写真の通り。
組ねじとバネのセットです。
同じく東急ハンズで売っていた、
6mm径のバネを使用しています。





スイッチの通電用として、前回も使用した
圧着端子も使用します。
内径4mmでこのままでは組ねじが
入らないので、リーマーなどで
内側を少し削って、組ねじが
ぎりぎり通せるようにして使います。









MODへの実装はこんな感じ。
組ねじの長いほうを、ケース内部から
圧着端子を通して挿し込みます。
ケースにはあらかじめ組ねじが通る
穴を開けておいてください。








外側にこんなふうに突き出すので、
バネをはさんで、ねじを組み付けます。
バネの長さは適当に調整してください。













こんな感じで組ねじを止めます。

















出来上がりはこんな感じ。













内部はこんな感じになります。
スイッチを押すと、組ねじと中央端子が
接触して通電する構造です。

表面に錆びなどがあると通電しにくいので、
あらかじめヤスリなどで両方の接点を
軽く削っておくとなおいいようです。
中央端子にナットなどをカマして、
さらに接点面積を増やすこともできます。







それではMOD作成に戻りましょうw
今回は006Pケースを使用したため、
電池用の端子がありません。
そこで単三電池ケースから取り外した
端子や、市販の電池端子を使います。




スイッチを使用しつつ電池端子を
固定するため、マイナス側電池端子は
スイッチ部分にハンダ付けします。
スイッチの後ろ側に差し込むようにして、
うまくハンダ付けしてください。
スイッチの左側2つを使用するので、
OFF側で通電するようになります。




プラス側はこんな感じw
とりあえず通電すればいいので、
両面テープなどで貼り付けるだけで
充分です(オイ
アルミパイプの下でローレットねじに
絡ませるようにして接点を
確保してください。


というわけで完成ですw
15270、15266のどちらでも
ぴったり収まりました^^v
電池を交換することで、
6V/7.4Vで使用できる

MODの出来上がりです。
プロテクト付き14500電池でも、マイナス側の
バネを伸ばせば使用できます^^。

出来上がりの写真です。
左にあるのは以前作成した単三MODです。
やや厚みが増加しますが、

ほぼ同一サイズで3.7/6/7.4Vが
使用できるMODになりました。
とはいえ14500電池で使うのは勿体無いので、
こちらはHVアトマイザで使用することにしました。







2ピースアトマイザでの動作も試してみました。
使用したのはKR808Dのアトマイザです。
7.4Vで使用すると、まるで3ピースアトマイザのように
煙がモクモクと出てきますw

と思ったら...

調子に乗って20秒ほど連続通電したところ、
見事にニクロム線が焼き切れました(ばく
※よい子は決して真似をしないように。








電池容量が記載より少なめなのと、
電圧が上がって電流も増えているので、
あまり電池は長持ちしません。

HVアトマイザで使用しましたが、
10450×2本より使用できる時間は短く、
ほんの30分ほどで電池切れになります。
というわけで最後は充電中の画像ですw


3V/3.7Vは下のスイッチで切り替えますが、
電池ごとにちゃんと切り替えるのを忘れないよう

くれぐれもご注意ください。
これを間違えると大変なことになる可能性が...






次回は今回使用しなかった、黄色いプロテクト付き3.7V電池を使ったMODの製作を予定しています。
※あくまでも予定です。変更になったらゴメンなさいw