2011年2月27日日曜日

HVアトマイザでの運用について

皆様、新年あけましておめでとうございます...ってもう2月も終わりですやんw

ちょっと間が空いてしまいましたが、決して電子タバコを卒業したわけではございませんのでご安心ください。

さて、世間では新型のタンク式大容量カートリッジが流行しはじめているようですが、
価格が高いことなどもあり、現在様子見の状態です。

というわけで今回は今更ながら、電池に優しいHVアトマイザでの運用についてです。

現在使用しているパワーコントローラ付きMODでは、10440電池を使用していますが、
この電池の定格出力は約4A程度が上限となっています。
さて、チョッパ制御の場合、ON時は7.4~8Vが出力されますので、抵抗値が1.5Ω程度の
LR系アトマイザを使用すると、ON時の電流は5A以上となり、電池の定格を超えてしまいます。
※実際には電圧降下が発生しますので、その分電流も少なくなります。

このため古くなった電池では、比較的短時間でプロテクトがかかる電圧までON時の電圧が落ちてしまいます。
また出力電流が大きいことも、電池の寿命を短くする原因となります。

現在は天国で購入したJantyStick用の10440電池を使用していますが、510アトマイザ(2Ω)メインで
合計2ヶ月ほど使用していたところ、満充電から10分程度の使用で電池のプロテクトがONになり、
それ以上は使えなくなってしまいました。
そこで以前購入していた901HVアトマイザを使用してみたところ、
驚いたことに同じ電池で、20分以上の使用が可能であることが判りました。

考えてみれば抵抗値が大きい分、ON時の電流値が小さくて済む→電圧降下が小さい→プロテクトがかからない
というわけで、同じ容量の電池を使用してもより長時間の使用が可能になる理屈です。
電池自体の残容量には余裕があっても、電池が劣化すると大電流時の電圧降下が大きくなるので、
短時間でプロテクトがONになってしまうということになります。

というわけで、最近は901HVアトマイザをメインで使用しています。

写真は天国のHVアトマイザです。
底の刻印が「HV6」(6V用)、抵抗値は4.8Ωです。
これなら電流値は2A未満なので、電池にも優しいですねw


















刻印が「HV5」、抵抗値は4.3Ωです。
こちらも2A以下に抑えられるので、電池に優しいはずです。

















天国の901HVアトマイザの内部です。
どちらも金属のリングが付いているタイプでした。
















HVアトマイザを使いはじめて感じたのは、理論値ほどデューティ比を上げなくとも
ちゃんと煙が出る(気がする?)事です。
※厳密な計測ではありませんのでご了承ください。
HVアトマイザに変更することで電池の充電回数も減り、劣化を抑えることができると思われますので、
チョッパ制御式パワーコントローラMODをご利用の際はご留意ください。
ちなみに901ノーマルは3Ω、901LRは2Ω前後の抵抗値となります。


お次はやっぱり今更ながらの306アトマイザ(LR)です。
天国でカートリッジ、DTなどと購入しました。

















左側がカートリッジ、右側がDTです。















アトマイザ部分を横から見た写真です。
空気穴は反対側にも開いています。

















底にはLRの刻印があります。
抵抗値は電池に厳しいw 1.5Ωでした。

















306アトマイザの使用感ですが、低抵抗アトマイザ特有の薄味感があること、
DTやカートリッジがゆるくなりやすいことなどもあり、残念ながらオクラ入りとなりました。
eGoなどとの組み合わせでいい評価もあるアトマイザですが、私の環境では
低抵抗であることも含めて残念な結果となりました。


某所で電圧可変MODが発売されたようですが、使用する電池は1個のみということなので、
おそらく内部で昇圧回路を使用していると思われます。
回路も複雑になり、電圧表示部分もあわせるとかなり大きくなるので、
個人的には微妙なシロモノですな...
※面倒すぎるのは判っていましたが、似たような回路も一時期検討していた事はくれぐれもナイショですw

というわけで、ひとつ本年もよろしくお願いいたします~m(__)m