2009年12月31日木曜日

801、510、901カートリッジ加工について

まだ電子タバコでニコクラを感じたことのないDragonです。
あまりネタが無くてほぼ1ヶ月ぶりですが、今年最後の更新となります。

今回は901アトマイザと、801、510、901などのカートリッジ加工方法です。
まずは901アトマイザの写真から。


左がHECアトマイザ、右が901アトマイザです。
内径がやや大きいのがお判りいただけると思います。
カートリッジを含めた長さもかなり違います。














901用のカートリッジ。
左がフラット、右がラウンドカートリッジです。
個人的にはラウンドのほうが咥えやすいので
ほとんどラウンドカートリッジを使っています。










内側の写真です。
510とは違って、挿し込み部分の形状は
どちらも同じになっています。










アトマイザ内部はこんな感じ。















ちなみに901アトマイザは横に吸気穴が開いていて、
リキッドが漏れやすいのでアルミテープなどで
塞いで使っています。
中央端子部分で通気ができるMODの場合は、
ここを塞いでも問題なく空気は通ります。













お次は801とMPアトマイザです。
見た目はほとんど違いはありません。
左が801、右がMPアトマイザになります。













内側はこんな感じ。
ちょっと違うような違わないような...w










下からの写真です。
ここを比べるとはっきりと違いが判ります。
MPのほうは、中央端子が小さく、間の部分に
吸気穴が開いています。
もったいないので分解はしていません。
壊れたら分解してみたいですが、
あまり使っていないので当分先になりそうです。











さて、801カートリッジですが、こんなふうに
2つの部品に分解できます。
801はタンクが大きいですが、リキッドがアトマイザへ
流れ出しにくいためイガイガが出やすいので、
リキッドがアトマイザへ流れやすいように加工します。







左側に映っているのは100円ショップで購入した
千枚通しです。
これでカートリッジの後ろに小さい穴を開けます。
すると今までカートリッジから出てこなかった
リキッドが、どんどんアトマイザへ流れて
イガイガがほとんど出なくなります。
大きい穴を開けると漏れがひどくなるので、
サラサラしたリキッドを使う場合は、
針などでもっと小さい穴を開けるだけでも
充分かもしれません。


次は510カートリッジです。
天国で購入したカートリッジは写真のように
3つのパーツとリキッド保持の綿からできています。
このカートリッジもリキッドが流れ出しにくく、
アトマイザが高出力なこともあって、非常に
イガイガが出やすくなっています。







そこで801のカートリッジ同様に、千枚通しで
穴を開けてみました。
実際に使ってみたところ、これまでのイガイガが
嘘のように無くなりました。
ただしサラサラしたリキッドの場合はやはり

漏れが増えるので、もっと小さい穴のようが
いいようです。






次に思い切って完全に貫通させてみました。













綿を詰めるとこんな感じになります。














他のショップで黒のラウンドカートリッジも
入手したので分解してみました。
天国のカートリッジと構造は同じでした。










実際の加工手順です。
まず3mmのドリルで、写真のように

内側両サイドに穴を開けます。
細めのニッパーなどで穴を繋ぎ、
最後に細い棒ヤスリでキレイに削ります。








出来上がりです。












綿を詰めたところです。










910のカートリッジも同様に加工してみました。
こうして完全に貫通させたカートリッジですが、
カートリッジを付けたままでリキッドを滴下できるので、
ドリップスモーク用として非常に重宝します。
自分的にはこちらのほうが使いやすいので、
現在何個か作って使いまわしています。
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さて、今年最後のおまけ画像です。

901アトマイザにHECのカートリッジがピッタリハマるので、
リキッドの自動供給装置をデッチ上げてみましたw
HECのカートリッジの横側に斜めに穴を開け、シリコンパイプを通して
リキッドをアトマイザに供給できるようになっています。
プロトタイプなので、タンクはセロテープで貼り付けただけです(オイ


が、実際に使ってみると、リキッドの不足や漏れがあり、
なかなかベストなリキッドの供給量を維持するのが
困難なことが判りました(ばく
残念ながらお蔵入りになってしまいましたが、

また機会があれば挑戦してみたいですねw







今年は様々なMODが発売され、電子タバコのラインナップがかなり賑わってきた気がします。
自分も今年になってから電子タバコを始めているので、振り返ってみると変化の大きい年でした。
人それぞれに様々な見方があり、まだまだリアタバ並みに肩身が狭い電子タバコですが、
来年は電子タバコが更に社会的に認知されるといいですね~

でもなるべく税金は払いたくないぞ...タバコ税値上げや電子タバコ課税には絶対反対w

では皆様も良いお年をお迎えください~(((((^^/~


C-マンション

2009年11月27日金曜日

2ピースアトマイザのメンテナンスについて。

相変わらずリアタバの完全禁煙ができないDragonですw


何種類かのアトマイザを試して、いろいろコツが掴めてきた気がします。
というわけで、今回は2ピースアトマイザのメンテナンスについてです。


某所で購入したLT互換カートリッジです。
ノンニコですが、安かったのでまとめ買いw
このカートリッジはCixiのカートリッジとは違い、
シールをはがすと固めの接着剤がべっとりと
アトマイザの周りに残ってしまいます。



何種類かのリムーバーを試した結果、
画像の2種類が、残った接着剤を綺麗に落とせました。
左は100円ショップのスプレーで安上がりですが、
有機溶剤を使用していますので、気になる方は右側の
オレンジオイルベースのものを使用してください。









こちらはHealthCabinで購入した、
KR808D-1の2ピースアトマイザです。
衛生面を考慮してか、1個ずつパックしてあります。






このアトマイザは、リキ漏れを考慮してか、
細いピン状のプラスチックで封がしてありました。
ピンを抜くとピン自体が濡れていたので、
かなり一杯にリキを充填しているようです。





シールをはがしたところ。
このアトマイザも接着剤が残るタイプでした。
ただしLT互換アトマイザほど多くはありません。
またはがしやすい接着剤を使用しているようです。






こちらの接着剤は、画像のガムテープで
取り除くことができましたw














下から見たところ。
製造時期と思われる刻印があります。
なかなか細かいところにこだわってますねw
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2ピースアトマイザに付ける510カートリッジです。
こんなふうにカットして取り付けます。
きつい場合はヤスリなどで周囲を削ってください。









内部はこんな感じ。
フィルタに被せるように、中央の半透明な

リングが入っていました。









ちなみに私が購入した510カートリッジは、
3点のパーツから出来ていました。
実際に使ってみると、右の状態にしたほうが
リキッドの逆流が無く、いい感じで吸えます。






910カートリッジは2点のパーツでした。
こちらも外したほうが、リキッドの逆流が
減らせていいようでした。










使えなくなったKR808D-1アトマイザを分解したところ。
Cixiのアトマイザとは構造がかなり異なります。
抵抗値も異なるので、LTアトマイザとは
違うタイプのようです。





センターの端子部分を分解したところ。
全く形状が異なります。











それでは今回のメインとなる、2ピースアトマイザの
洗浄方法についてです。
用意したのは、100円ショップで売っている
化粧品用ボトルとスポイトです。











ボトルにアトマイザを入れ、熱めのお湯を注いで、
スポイトでアトマイザ内部にお湯を注入します。

中のフィルタをつぶさないよう、丁寧に
お湯を注入してください。
くれぐれもヤケドなどにはご注意を。














まる1日使ったアトマイザを洗浄すると、
このようにお湯が茶色く濁りますw
アトマイザに残っていたリキッドの色に加えて、

コゲもかなり落ちているようです。










何度かお湯を入れ替えながら洗浄を繰り返し、
汚れが出なくなったら完了。
臭いなどが気になる場合は、このままひと晩程度

漬けておいてもいいかもしれません。










洗浄後のアトマイザと、未使用アトマイザです。
やや茶色くなっていますねw
この状態で反対側から吹いて、水気を飛ばし、
あとは自然乾燥させます。
水分が残った状態だと、煙の量が減るようなので、
できれば1日以上は放置して、ちゃんと乾かしてください。





洗浄したアトマイザは、別途用意した電子タバコ用リキッドを注入することで再利用できます。

※ニクロム線が焼ききれてしまった場合はもう使えません。


テスト的に同じアトマイザを4、5回ほど洗浄してみていますが、時間をかけてちゃんと乾かしてから
リキッドを注入すれば、煙の量はやや減るものの、新品同様にモーモーできます。
ただしフィルタがヘタるせいか、「有効なリキッドの保持量」はやや減るようです。
洗浄後はカ茶の回数が若干増えたような気が...w









C-マンション

2009年11月20日金曜日

タクトスイッチを埋め込んでみました。

2ピースを使用し始めてから、だんだんリアタバの本数が減らせている?気がするDragonです。

今までは貫通型スイッチなどを使用していて、どうしてもスイッチ部分が
出っ張ってしまっていたので、ケースを加工してぎりぎりに埋め込んでみました。


単3電池ケースはこんな感じで加工します。
リーマーで丸く開けた穴を、ヤスリで削って
正方形に仕上げました。
丸い穴が2つになったのは、アルミパイプを
よりしっかりと固定するためのネジ穴です。









ケース内部はこんな感じ。

















タクトスイッチをはめ込んでみたところです。
どちらも黒なので、非常に目立たなくなります。







横から見たところ。
押しボタンの部分だけが僅かに外側へ出るように
調整して組み込んでみました。
完全に上部を平らにしたい場合は、
強度が不足するかもしれませんが、
もう少し押し込んだ状態で固定してください。




アルミパイプ固定用のネジを含めて
パーツを取り付けて出来上がりです。









内側はこんな感じで実装してみました。
タクトスイッチ自体は接着剤を重ね塗りして固定しています。
他の部分はこれまで作ったものとあまり違いませんので、
今回は省略させていただきます...(((((^^;;




タクトスイッチの固定に使用した接着剤です。
何種類か試してみましたが、結局これが最も安上がりで
充分な強度を確保できる接着剤でした。
瞬間接着剤のように、白く粉を吹くこともありません。












今回のオマケ画像。
ニュースでおなじみの覚醒...ではなく、ハッカ結晶です(オイ
東急ハンズや大きめのタバコ屋さん、通販などで入手できます。
リキッドにちょっとだけ入れて、しばらく置いておくと自然に溶けます。


好みで量を調整して使いますが、かなり強力な刺激があります。
ちょっとでも粉が手に付いた状態で目をこすったりすると、
ヒリヒリして大変な事になるので、くれぐれも気を付けてご利用ください。
昔一度同様の経験をしましたが、10分ほど顔を洗い続ける破目になりましたw

というわけで、また何かネタがあれば更新しますね~(^^)/~バイチャ





C-マンション

2009年11月14日土曜日

M401、510アトマイザなどについて

以前公開したCixiの2ピースアトマイザを試して以来、2ピースにハマっているDragonです。
リキッドも輸入品になったためか、リアタバの本数も多少減らせた気がします。

今回はHeavensGift(通称天国)で購入したアトマイザについてです。
とりあえずHECと互換性のあるM401、HEC2と互換性のある(場合がある)510アトマイザを
購入してみました。


左がHECアトマイザ、右がM401アトマイザです。
やや中央接点の深さが違うのと、M401では
金色のメッキが施されているのが判ります。













ヘッド部分です。
スチールウール状の部分の太さが全く違いますw












横からも撮影しました。
内部構造もかなり違っているようです。













同じMODを使用して、煙を比較してみました。
まずはHEC.アトマイザ。
















お次はM401アトマイザです。
煙の量にはあまり違いはありませんでした。
ただしアトマイザ自体のリキッド保持量が異なるようで、
HECでは10秒ほど煙が出続けたのが、M401では
数秒で煙が無くなり、ニクロム線が真っ赤になります。
リキッドの保持量ではHECのほうが多いようです。
とりあえずメンソールなどのリキッドで吸ってみましたが、
自分は特に味の違いは感じませんでしたw










さて、これは何でしょう?
答えはHEC2や501などの外側ネジ用
アタッチメントです。
いろいろ試して、1点支持の場合はこれを使用したほうが
安定するので、何個か作っておきました。

左側がHEC2アトマイザ、右側が510アトマイザです。
メッキの色以外は特に違いはないようですが、
他のショップも同じかどうかは確認していません。
FACで調整無しで使うためには、上のアタッチメントを
装着した状態で取り付けることをお薦めします。
※3点支持の場合はどちらでも一緒のようです。





510アトマイザの内部写真です。















MODに装着したところです。














510アトマイザの場合、スイッチをONにしても
煙は外側へは出てきません。















こんなふうにアトマイザの筒内部に煙が溜まっていきます。
実際にカートリッジを装着して吸ってみましたが、
煙はHECと比べてかなり多く出るようです。
ただし風味はかなり薄くなり、ちょっとチリチリしたような
辛めの味に感じられました。
また困ったことに、リキッドの供給が不足すると
すぐにイガイガ感が出てしまい、喉が痛くなります。
リキッドの消費量もHECやM401の2倍程度になるようで、
カートリッジ容量はHECなどより大きいにもかかわらず、
リキッドの追加回数は思ったほど減らせませんでした。


このあたりはまた機会があれば、カートリッジの加工を含めた調整について更新する予定です。



さて、話は変わりますが、Cixiの2ピースアトマイザが
通電しなくなったので、さっそく分解してみましたw
予想はしていましたが、見事にフィルタが焦げ、
ニクロム線が切れてしまっていました。







アトマイザの内側です。
黄色い線は左側のところにハンダ付けされていたようです。
何となく2ピースアトマイザの正体を垣間見たような気がしました。













今回のおまけ画像。
前回案内したアトマイザの抵抗値を測定した
デジタルテスターです。
特売価格で安かったので、2台まとめて購入。
安物なりの機能や精度ではありますが、
一台持っていると電池の電圧確認や
アトマイザの断線確認など、それなりに役に
立ちますので、自作MOD以外の方にもお薦めします。











次回更新では、MOD本体へのスイッチ埋め込み方法などを予定しています。では~

C-マンション