2010年2月27日土曜日

縦長ケースMODに挑戦w

相変わらずネタにつまり気味のDragonです。

手作り電池BOXMOD専門のため、市販MODのコレクターさんと比べて、
いかにも地味wではありますが、今回もどうかお付き合いください。
※残念ながら市販のMODはひとつも持ってませんので、自分はコメントができません(オイ。

前回の006Pケースでちょっと味をしめたので、今回はさらに電池ケース以外のケースでの
MOD作成に挑戦してみました。


使用するのはタカチ製のSW-90という
ケースです。黒と白があります。
サイズは記載の通り25×21×90で、
電池ケースと比較してかなり縦長です。
前回使用しなかったSpiderFire製の
16340電池が2個入ります。
裏蓋は電池ケースのようなスライド式ではなく、
はめ込みのため、下の隙間にマイナスドライバーなどを
差し込んで力づくで割るようにして取り外します。






というわけでいきなり出来上がり(オイ
レイアウトの都合から、アルミパイプが
上に突き出したかたちになってしまいましたw
今回は電池の+側端子を移動できるように
工夫してみました。




前回使用した15270電池の場合は
端子の向きを入れ替えます。







14500電池でももちろん使用できます。








同じケースの別レイアウト。
パイプを内部に収納したので、
余裕が無くなってしまいました。
それでも15270電池なら2本入ります。



当然ですが、14500電池でも使えます。







そして16340電池を使う場合は、
端子をひっくり返します。
電池の記載容量はこちらのほうが
多いので、長持ち?しそうです。



具体的パーツの配置はこんな感じ。
いつもながらのシンプルイズベストですw






あまり意味はありませんが、+側端子は
位置調整用の穴を複数開けることで、
より電池に合わせた調整がしやすくなっていますw

実際にこの縦長ケースのMODを使ってみましたが、
自分の感覚では電池ケースよりやや持ちにくいこともあり、
残念ながらその後オクラ入りとなりました(ガッカリ

自分は合わなかった縦長ケースですが、逆に電池ケースが手になじまない方は、
お暇があればこういったケースもぜひお試しください。
天国(Heaven-Gifts)で購入した510口金です。
変換アダプタではないですが、
FACではアダプタの代わりに、
510アトマイザへ取り付けて使用できました。










アトマイザ側の写真です。
510用である刻印が入っていました。












裏側の写真です。
MODへ直接組み込む場合は、こちらに

配線を繋いで使います。











内部はこんな感じ。
ちょっと筒が長いことを除けば、
過去に分解して取り出した口金と同じ構造でした。










試行錯誤は繰り返せど、理想のMODへの道はまだまだ遠い...ではまた次回w

2010年2月20日土曜日

新ケース、物理スイッチの実装などについて

今日は天気がよくてとても暖かい一日でした。
自分はまだ平気ですが、花粉症の方にはツライ季節のようですね。
電子タバコは一種の吸入器ですので、メンソールリキッドなどで
花粉症の症状が、少しでも緩和されるようだといいんですが...

さて、今回は前回紹介した電池を使用した、新ケースMODについてです。


今回使用するのはこの2種類。
左の緑色が15270(3V)、
右の青色が15266(3.7V)です。
どちらもプロテクト無しなので、
くれぐれも取り扱いにはご注意ください。









14500電池との比較です。
14500電池よりやや太いのが
お判りいただけるかと思います。
また2個重ねると、14500電池より
5mmほど長くなります。
この大きさの違いから、これまで使用した
単三電池ケースには収まりませんw
そこで...








ひと回り大きい「006P(9V)」用 の
電池ケースを使用することにしました。
写真左が単三×2本の電池ケース、
右が006P用の蓋付き電池ケースです。






内部はこんな感じ。
端子類は全て取り外して使用します。











さて、実際のMOD作成に進む前に、
今回導入した物理スイッチについてです。
電圧が高くなるのと市販のスイッチは
コストがかかるので、少しでも
安くあげると共に、メカニカルな構造を
ギミック的に使って遊んでみました。
キーパーツは東急ハンズで偶然見つけた、
写真の組ねじです。
10mmのもの以外もありますので、
適当な長さのものを選んで使用してください。



使用するパーツは写真の通り。
組ねじとバネのセットです。
同じく東急ハンズで売っていた、
6mm径のバネを使用しています。





スイッチの通電用として、前回も使用した
圧着端子も使用します。
内径4mmでこのままでは組ねじが
入らないので、リーマーなどで
内側を少し削って、組ねじが
ぎりぎり通せるようにして使います。









MODへの実装はこんな感じ。
組ねじの長いほうを、ケース内部から
圧着端子を通して挿し込みます。
ケースにはあらかじめ組ねじが通る
穴を開けておいてください。








外側にこんなふうに突き出すので、
バネをはさんで、ねじを組み付けます。
バネの長さは適当に調整してください。













こんな感じで組ねじを止めます。

















出来上がりはこんな感じ。













内部はこんな感じになります。
スイッチを押すと、組ねじと中央端子が
接触して通電する構造です。

表面に錆びなどがあると通電しにくいので、
あらかじめヤスリなどで両方の接点を
軽く削っておくとなおいいようです。
中央端子にナットなどをカマして、
さらに接点面積を増やすこともできます。







それではMOD作成に戻りましょうw
今回は006Pケースを使用したため、
電池用の端子がありません。
そこで単三電池ケースから取り外した
端子や、市販の電池端子を使います。




スイッチを使用しつつ電池端子を
固定するため、マイナス側電池端子は
スイッチ部分にハンダ付けします。
スイッチの後ろ側に差し込むようにして、
うまくハンダ付けしてください。
スイッチの左側2つを使用するので、
OFF側で通電するようになります。




プラス側はこんな感じw
とりあえず通電すればいいので、
両面テープなどで貼り付けるだけで
充分です(オイ
アルミパイプの下でローレットねじに
絡ませるようにして接点を
確保してください。


というわけで完成ですw
15270、15266のどちらでも
ぴったり収まりました^^v
電池を交換することで、
6V/7.4Vで使用できる

MODの出来上がりです。
プロテクト付き14500電池でも、マイナス側の
バネを伸ばせば使用できます^^。

出来上がりの写真です。
左にあるのは以前作成した単三MODです。
やや厚みが増加しますが、

ほぼ同一サイズで3.7/6/7.4Vが
使用できるMODになりました。
とはいえ14500電池で使うのは勿体無いので、
こちらはHVアトマイザで使用することにしました。







2ピースアトマイザでの動作も試してみました。
使用したのはKR808Dのアトマイザです。
7.4Vで使用すると、まるで3ピースアトマイザのように
煙がモクモクと出てきますw

と思ったら...

調子に乗って20秒ほど連続通電したところ、
見事にニクロム線が焼き切れました(ばく
※よい子は決して真似をしないように。








電池容量が記載より少なめなのと、
電圧が上がって電流も増えているので、
あまり電池は長持ちしません。

HVアトマイザで使用しましたが、
10450×2本より使用できる時間は短く、
ほんの30分ほどで電池切れになります。
というわけで最後は充電中の画像ですw


3V/3.7Vは下のスイッチで切り替えますが、
電池ごとにちゃんと切り替えるのを忘れないよう

くれぐれもご注意ください。
これを間違えると大変なことになる可能性が...






次回は今回使用しなかった、黄色いプロテクト付き3.7V電池を使ったMODの製作を予定しています。
※あくまでも予定です。変更になったらゴメンなさいw

2010年2月13日土曜日

中央端子の改良?方法について

まだまだ寒い日々が続きますが、皆さんお元気でしょうか?
私の住んでいるところでは、今日は雪が降って寒かったですw

さて、以前紹介したアルミパイプMODでは、中央端子の実装がやや微妙だったので、
その後改良を重ねていました。
バネ式より簡素に作成でき、安定して使用できることを確認できましたので、
今後はこちらの方法をメインにしていきたいと思っています。


とりあえず出来上がりの写真から。
この写真でお判りとは思いますが、新型端子は
バネを使用せず、完全に固定した端子になります。













使用するパーツはこんな感じで加工します。
左側はケース固定用ネジ(4mm×4mm)。
中央はフレーム(アルミのL字棒を削ったもの)。
右が中央端子用のネジ(4mm×15mm)になります。
レイアウトやケースに併せて穴を開ける位置などは
調整してください。




中央端子用ネジは、ヤスリで先端を尖らせます。
この先端がアトマイザ中央の穴に食い込んで
固定すると同時に通電を確保します。
穴との隙間を作ることで通気を確保しますので、
必ず先端は多角形に削ってください。









中央端子から電池へ接続するためのラグです。
4mm径のものを使用します。
配線を差し込んでペンチでツブすタイプですが、
ハンダ付けもできる材質でした。
安かったので箱買いしていますw










実際にMODに組み込んだところ。
ショートしないよう、2~3ミリは隙間を
開けて取り付けてください。













アトマイザを付けて下から見たところ。
ちょっと見にくいですが、アトマイザ中央の穴に
ネジの先端が食い込んでいますw















スイッチの位置などから縦に実装しにくい場合は、
横側に取り付けることもできます。
















MODの上から見た写真です。
実際に作って動作を確認しましたが、
以外としっかりアトマイザを固定でき、
通気も充分に確保できました。












さて、話は変わって新たに入手したアダプタです。
401用MODで510アトマイザを使うためのものですが、
両側に同じネジが切られていますw












401(MOD)側から見た写真。
前に紹介した510用アダプタ同様に彫り込みがあります。













510(アトマイザ)側から見た写真です。














さっそくHECMODに装着してみました。
無事動作を確認。








ちなみに逆向きでもちゃんと動作しましたw
が、思わぬ落とし穴が...
510アトマイザの代わりにHEC2/3のアトマイザを

付けてみたところ、全く通電しませんでした(アレ?




そこでHEC2/3アトマイザと510アトマイザを
比較してみると、僅かにHEC2/3アトマイザが
短いことが判りました。
これが原因で、中央端子が接触しないようです。
向きを入れ替えても通電しなかったので、
口金の高さほうもやや短かったようです。










そこでFASへ取り付けてみたところ、
アダプタの細いほう(逆向き)にHEC2/3アトマを付けることで、
何とか通電できることが確認できました(ホッ

アダプタの太いほうでは通電しなかったので、
内部で中央端子までの長さがやや異なるようです。
HEC2/3アトマでアダプタを使用する場合は、

向きにもご注意ください。










今週のおまけ画像。

新しく入手したリチウムイオン電池です。
データシートなどから予想はしていましたが、
いずれも太さが14500よりやや太いので、
単三電池ケースでは使用できません。

さて、一体こいつをどう料理したものか...w